ヒマラヤ関係 テレビ放映の感想

ヒマラヤ専門ガイド 浅原 明男

2011年03月27日 15:10

 
 昨日お客様より教えていただいたヒマラヤ関係のテレビを
 じっと見ていました。
 
 井戸掘りの大切さ・大変さがよく分かりましたね。

 仕事として普段歩くヒマラヤは・・・
 標高が3000m以上の世界がほとんど。
 その為、テレビで報道されたような井戸はひとつもありません。
 家畜が放牧されていない場所や川の水をビニールパイプを用いて村に引き、
 共同の水場として利用しています。
 
 
 テレビで紹介された井戸掘りでは赤茶けた土がずっと広がっていましたね。
 山肌もすべて赤茶けた色。
 標高300mから1000mくらいの場所はこのような色の土地が
 広がっています。
 
 井戸から汲まれた水が赤茶け色をしていたのもそのせいです。
 粒子も細かく、非常に厚い層の為、今回の井戸掘りが良い結果をもたらさなかった
 のだと思いました。
 現地の子供たちが安心して飲める水を確保するため、いろんな人たちが
 協力してくれた事、一視聴者として嬉しかったです。

 以前、標高500m以下で稲作を行っていたとき、
 私が普段飲む水も常にあのような色をしていました。
 最初はとても気になりましたが・・・
 いつの間にか気にせず飲めるようになっていました。
 お腹を壊さないためにも必ず沸騰させていました。

 日本で飲まれる水のありがたみがひしひしと分かります。
 大切に水を使う、感謝して頂く、このような気持ちで水を使用していきたいです。







  
  
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     真夏の一押しのトレッキング
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  癒しを求めて・・・心と身体のリフレッシュ
  250種類を越える可憐な妖精たちの世界で
  夢のような時間を過ごして下さい!

 

 7月後半に
 世界一美しい谷・ランタン谷へトレッキングに行くことになりました。
 そこには朝露に濡れた幻の花・ブルーポピーが咲いているんです。

 
 【ブルーポピー 2010年撮影】
 
 【スライド写真集】・・・こちら  
 
 この時期250種類以上の高山植物が美しさを競い合います。
 そのなかでも130種類ほどは生息地が少なく、
 非常に見つけにくいお花なんです。
 私はこの地を17年通い続け、希少なお花をひとつ1つ見つけてきました。
 今年も新しい発見があるかもしれません。

 是非ご一緒にワクワクする興奮を共有してみませんか。

 【ユーチューブ動画】
 ● ランタン谷に咲くアネモネ大群落
 ● ランタン谷の核心部へお花を求めて  
 ● これがヒマラヤに咲く幻の花

 年に何度もヒマラヤを歩いている専門ガイドの浅原がご相談にのります。

 ヒマラヤトレッキングツアー専門 サパナ 
  077-534-5469
 滋賀県大津市石山寺辺町221-8
 滋賀県知事登録旅行業3-215
  
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